ブギーポップは笑わない

ブギーポップシリーズはこれが初めてで、これしか読んでません。
ただ、登場人物が多く、変わった名前であることであまり理解できませんでした。

家出する少女たちが増える事件が増えている。しかしそれはただの家出ではなく、人食いと呼ばれるマンティコアによる仕業であった。その事件をそれぞれ5人の視点から人物関係などを明らかにしていき、事件を解決するストーリーであった。

以下ネタバレ(文字反転)
 エコーズと名乗る宇宙人が、人類を残すべきか消滅させるべきか判断するため送り込まれてきた。この宇宙人は人類を真似て作られたが、人類の何万年先の能力を持った人間として送られてきてしまったため、どこかの研究所に捕まり、クローンを作られてしまった。しかし、このクローンは失敗し、人食い(マンティコア)となり、研究者たちを襲い舞台となる学校に逃げ込む。宇宙人にとって、自分のクローン何をしようが関係のないことなのだが、彼は”優しい”、ため、人食いを倒しに行く。

ノベルゲーム(街とか)にあるザッピングシステム(参考)を小説化した感じの本です。同じ時間に起きたことをそれぞれ5人の主人公の視点から見ているため、読んでいて全く新しい感覚でした。
普通に面白かった。