バリー・トロッターと誰も望まない続編

バリー・トロッターと誰も望まない続編
マイケル・ガーバー
河出書房新社
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あの、バリー・ドロッターと愚か者のパロディの続編。

内容

愚か者のパロディから何十年か後の物語。
バリーとアーミンは、息子の入学式のためにホグウォッシュ魔法学校へ向かう。しかし、そこで、登場から1ページ半しないうちにマルフィーザンス校長が全校生徒たちの前で殺される事件が起きる。
そこで、マルなんとか校長の代わりにバリーが校長を務めることになり、アーミンと共に校長を殺した犯人探しの物語が始まる。とか、そんな話だったきがする。

愚か者のパロディで、最後は学校が爆発して壊れてしまったため新しく学校を建てなおしたけど、ここは魔法学校だからいつの間にか元の古い水漏れがする魔法学校に元通り!しかし、バンブルモア校長の代わりにマルフィーザンス(パロディの方に出てきた記憶が無いが)が校長になったため、学校は更に大荒れ状態。そこでバリーが息子のために学校の治安を少しでも良くするかとおもいきや、校長の権力を使い、息子に悪知恵を教えたり、学生時代のシルバーフィッシュ寮への恨みを晴らす。(この事件でバリーは校長をやめさせられる。)

年をとったせいか、愚か者のパロディより下ネタや性的描写は少なめ。代わりに、生徒が爆発したり(グロくはない)生徒が死亡する描写が多い。前作の愚か者のパロディを読んでなくても楽しめる作品だと思うが、読んでおいたほうが良いかも。

論:文章がめちゃくちゃであまり理解できず面白くなかった。